021.萌えるもの、萎えるモノ


①下着、水着

 女性でも男性でも下着はビキニ。脇の幅が細いモノ。ここが紐になっている『ストリング系』もいいですね。ただ、特に男性の場合は、前はちゃんと隠してあるモノの方がいいです。さらに、肌にぴったり張り付くような生地とサイズは必須。

 男性の場合は、このぴったり感があって、ローライズなフィットボクサーショーツであればGOOD。ビキニとはまた違った男性らしさがあって素敵です。

 

 今やレディスもメンズも下着のデザインは多種多様。自分好みのものを自由に選べるよい時代になりました。とは言え穿く人の体型もさまざま。どんなシルエットのものが似合うのか、身につけて快適なのか、自分自身が萌えるのか、というのは、なかなかカタログで見ただけでは判りません。「下着」という特性上試着できる店はほとんどないし、買って帰って穿いて「あれれ?」と思うことも少なくありません。

 また、色や素材、質感もかなり重要なファクターですね。僕自身は、色はゴールドやシルバーなどのメタリックが一番好き。普通の生地であれば黒、赤、白など単色系がいいなあ。柄物は苦手。実際一枚も持っていません。生地はナイロン系のすべすべしたモノやエナメル系、極端に透けないのは重要な条件です。

ボクサーショーツ姿の修平
修平

龍

『体型や身体のパーツ』でも語っていますが、特に男性自身がモロ見えなのは萎えてしまう質なので、『露出』系の下着はNG。『ぞうさんパンツ』とか『飛び出し』系『突き上げ』系といったそのカタチがあからさまに判るような下着もちょっと無理。逆に興奮が冷めてしまいます。

 

 

 女性の場合も、その外性器の様子がわかるような薄かったり透けていたりするモノも苦手です。だからアダルトの画像サイトなどでよく見かける、濡れて透け透けになって、谷間の様子が露わになっていたり、幼女のパンツにうっすらと筋が見えたりするものは好きではありません。

 

 

→メンズ下着のデザイン


 バックスタイルはTバックが一番!

 近頃はメンズのTバックも普通になりました。いいことですね。

 男でも女でも、カタチのいいお尻にはTバックがよく似合います。何も穿かないヒップより、セクシー度がアップする気がします。

 日本では、お尻のほっぺたが露出しているタイプのモノを総じて『Tバック』と呼んでいますが、英語圏では『Tバック』というのは、ほぼ紐だけのバックスタイルを指すらしいです。別称『タンガ(Tanga)(スペイン語)』『ソング(Thong)(英語)』。紐がV字を描く『Vバック』、布だけど小さな三角形を形作る程度のものは『トライアングル・バック』、ヒップの半分程度を隠す幅広のものは『チーキー(Cheeky)』と呼んだりしています。

Tバックスタイルあれこれ

 

 ビキニ系下着のバックスタイルのヴァリエーションも、ヒップをすっぽり覆う『フルバック』、半分のものは『ハーフバック』、リオのカーニバルで踊り子がよく身につけるシャープなラインを描く『リオバック』などとても多様です。メーカーによってもその呼び方は微妙に違うし、今やTバックとリオバックの中間のようなデザインだったりハーフバックに近いフルバックがあったりと、分類そのものがあまり意味を持たなくなっているような気もします。

→エッセイ集 001.メンズ下着考

Tバック姿の夏輝
Tバック姿の夏輝

競パン姿のケネス
競パン姿のケネス

 水着もビキニに限りますね(笑)。以前のいわゆる競泳水着、ビキニタイプでローライズな、お尻のワレメが上からちょっと覗くようなやつ。はい『競パン』ですね。

 今の時代『競泳水着』と言うと、スパッツ型のものやワンピース型のものを指すことも多いのですが、『競パン』と言えば古き良き時代のこのブーメランタイプ。

 

 アダルトの画像サイトにもビデオにもこの『競パン』カテゴリがあるぐらいですから、僕だけじゃなくてけっこう多くの人がこの姿に萌えるのでしょう。

 

 下着とは違う生地の厚さや締め付けの強さが、また違ったファンを獲得している要因だと思います。


全裸で抱き合いキスをするケンジとマユミ
ケンジとマユミ

 も、もう垂涎モノですっ!

 小さな水着の跡だけ白く残った小麦色の肌。対象が男だろうと女だろうとメチャ萌えです。

 こんがり日焼けした艶やかな肌そのものにも魅力を感じますが、メイクで敢えて黒くしたいわゆる『顔黒』『黒ギャル』はわざとらしさが鼻につくので好きではありません。

 きれいに日焼けした肌には艶があって、いい具合にテカリが出るのもいいですね。僕は元来光りモノ好きなので(→『コスチューム』)そう感じるのだと思います。

 さらに、相手の身につけているものを脱がせた時、そこだけ白く残っているのを見る、というシチュエーションを想像すると激しく興奮できます。小説『Chocolate Time』シリーズでは、本編第3作『Mint Chocolate Time』で、日焼けしたケンジとマユミがオンボロ民宿で肌を重ね合うシーンを描いて、自ら熱くなってました(笑)。

 

 ただ、きれいにこんがり焼けるかどうかは体質による差が大きいらしくて、紫外線に曝されるとすぐに赤くなってひりひりしてやけどのような症状になる人も。そもそも日焼けで肌が黒くなるのは、有害な紫外線から身を守るためにメラニン色素が肌に沈着している状態ですから、決して健康的な現象ではないんですけどね。


【萌えるもの、萎えるもの メニュー】

①下着、水着 ②体型や身体のパーツ ③コスチューム ④現象、行為

属性(対象年齢、性別、etc.) ⑥コトバ