僕の体型の好みは普通です。
極端に痩せたり太ったりしていなければ大丈夫。
ただ――
女性の場合はやはりある程度のくびれがあり、バストがあり、ふっくら感がある、男性の場合も自然でわざとらしさのない逞しさがあって、太ももやバストに充実感がある、という細かい条件はそれでもあります。
だから僕はボディビルダーや大相撲の力士、プロレスラーの体型は苦手です。
筋肉をことさら誇張しているカラダにはどうしても萌えることができないのです。
それでも巷では腹筋がくっきりと浮き出ているような男性の方が、ゲイ向けのAVやエロアニメなんかでは人気です。
逞しくてかっこいい、と思うことはありますが、そういう姿を性的興奮材料にできない、ということです。
自分自身が貧弱な体つきなので、筋肉質な体型に憧れはしますけど、あまりにも男性的でバキバキしている身体を見ると、逆に引いてしまいます。
僕が最も理想的だと思うのはスイマーの体型。逞しいけれどしなやかな筋肉で、とても自然に萌えることができます。
『Chocolate Time』の男性キャラクターが水泳をやっているのはそういう姿に僕自身が熱くなれるからです。
そして彼らが穿いているのは昔ながらの『競パン』。はい。丈の短いビキニタイプの水着です。
僕は外性器を見ても全く興奮しません。それどころか、モロに見せられると萎えます。
オトコの場合、『外性器』というのはペニスと陰嚢です。イラストである程度デフォルメしてあればそれほどでもありませんが、写真やビデオでどん!と見せられると、顔を背けます。だからいきり立ったペニスを誇張したような写真なんかは、もうグロテスクとしか思えません。僕がバイセクシャルでオトコのハダカに興味があるにもかかわらずです。
まあ、オトコという生き物は自分のその『武器』を大きく見せてメスを獲得してきた野生の歴史というものがありますから、僕のこの嗜好は特異なものの一つかも知れません。
女性の場合も、大陰唇と呼ばれる股間のヒダヒダには僕は反応しません。ビデオでその部分がアップになっても、萌えません。逆に少し萎えます。
ついでに(これは男女問わず)お尻の穴にも全く興奮しません。ビデオや画像でこれが写っていたら萎えます。結合部分のアップがAVにはよく使われますが、その時念入りにこのアヌスを映し出したりする意図が全く理解できない人間です。
★ちなみに「アナル(anal)」とは「肛門の」という形容詞で、「アナルセックス」という使用法は間違っていませんが、肛門そのものを「アナル」と呼ぶのは間違いです。名詞としての肛門は「アヌス(anus)」です。インドネシア領内には「アヌス島」という島があるそうですよ。
女性は全裸の場合でも脚を閉じていれば外性器はほとんど見えないのでどきどきしますが、男性の場合は何もしなければペニスが見えていますから、このイラストのように素股にでもしてもらった方が、見る分には安心です。
形のいいヒップはとても素敵です。オトコでも女でも。
男性と女性のヒップの形は、その骨盤の特徴からちょっと違います。女性の方が大きいわけです。何しろ出産しなければいけませんしね。それでも男女共通して言えるのは、形のいいお尻というのは「垂れていない」ことが最大の条件。だから10代までの少年のヒップはほぼ例外なく素敵です。大臀筋が引き締まっていて、スーパー銭湯なんかで少年を見かけると、僕はいつもその美しいぷりんとしたお尻をじっと見てしまいます(笑)。
ヒップの形が良ければ、Tバックを始め、どんな下着を穿いても、また水着でもスラックス、タイトなスカート、ジーンズ、ショートパンツでも、その姿はやっぱりかっこよくて萌えますね。着衣の上からそのお尻のカタチの良さがわかるだけで少し身体が熱くなるほどです。
僕はしかし、女性のお尻はあまり大きくない方が好き。このイラストの夏輝程度のきゅっと締まったキュートなヒップの方がいいです。でも投稿イラストサイトなどでは女性のヒップを極端に大きくした画がかなりアップされていて、大きなお尻に興奮する男性はかなり多いのではないかと思います。確かに骨盤が大きい方が出産の時楽そうだし、多産の象徴のようでもあり、本能的に大きなお尻に男性が惹かれるのは、そういう要素も絡んでいるのかも知れません。考えてみれば自分の種を残そうとする本能を持つオスにとって、お尻の大きな女性に惹かれるのは自然なことなのでしょうね。